一般的なパソコンでは熱を持ちやすいCPUに、風を当てることで冷却をする「空冷」が使われます。
ですが、この一般的な「空冷」では、冷却の効果を高めるためにファンの風量を上げると同時にファンの回転数を上げることになるので、動作音がうるさくなってしまう。という点や、空冷の際に必要なヒートシンクというパーツが巨大化してしまい、パソコン内部のエアーフローを悪くしてしまう点もあります。
この「空冷」に代わり、「水冷」というのは、空洞とチューブなどを組み合わせたパーツに液体を流し込み、その液体がCPUの熱を吸い取るという仕組みで発熱元を冷やす冷却方法です。
これは熱伝導率では「流れる空気」と「流れる水」では、流れる水の方が圧倒的に熱を通しやすい。という原理を利用したものです。
そのため「水冷」のほうが同じ面積と同じ温度差で「空冷」と比較しても効率的な熱移動が可能なために空冷よりも冷やす効果が大きいのです。
●空冷と同じ冷却効果で比較した場合、音が静かであること。
「水冷」では、熱を吸収した水の温度を下げるために、パソコンの内部に取り付けられたファンによる送風をつかいます。
このため、パソコン内部の吸気と排気のバランスを上手にとらないとCPUは冷えても、パソコン内部の温度が上がってしまう。ということにもなります。
当店では、こういった状態を避けるために、水冷ＰＣでは、吸気、排気が十分に行えるケースを多数ご用意すると同時に、当店で長年の経験を積んだ、専門の組み立てマイスターによりケーブル類の結束や、エアーフロー設計に工夫を施し、更に冷却性が高まるようになっています。
当店が厳選した水冷クーラーはサイズがコンパクトなため、組み合わせのパーツの自由度も高いのが特徴です。 |
水冷ヘッドがコンパクトでチューブも曲げられるため、他のパーツと干渉しずらい仕組みのクーラーです。 |
