第8世代Coffeelake-S 対応マシン発売しました。
AMD「Ryzen」、「Ryzen Threadripper」の追い上げで
「Intel焦ってる」などと一部では揶揄されていましたが、
やっぱり安心感ではIntelの牙城はなかなか動かないでしょう。
いよいよ、第8世代「Coffeelake-S」の発売です。
え、もう出るの。。こないだ「Kabylake-S」が出たばかりなのに。
という方々も多いと思います。
しかし、今回は今までのメインストリームCPUにはなかった
大きなスペックアップなんです。概要をご紹介しましょう。
下表は、旧スペック(第7世代 Kabylake-S)と新スペック
(第8世代 Coffeelake-S)の比較対応表です。
横並びが、同等価格帯で、同等の位置づけのものです。
今回の大きな変更点は、今までは4コアだった、このカテゴリーが
6コアになった点です。
第7世代 Kabylake-S 第8世代 Coffeelake-S
Core i7 7700K 4.2-4.5G 4C/8T Core i7 8700K 3.7-4.7G 6C/12T
Core i7 7700 3.6-4.2G 4C/8T Core i7 8700 3.2-4.6G 6C/12T
Core i5 7600K 3.8-4.2G 4C/4T Core i5 8600K 3.6-4.3G 6C/6T
Core i5 7600 3.5-4.1G 4C/4T 2018年初頭?
Core i5 7500 3.4-3.8G 4C/4T 2018年初頭?
Core i5 7400 3.0-3.5G 4C/4T Core i5 8400 2.8-4.0G 6C/6T
Core i3 7350K 4.2G 2C/4T Core i3 8350K 4.0G 4C/4T
Core i3 7320 4.1G 2C/4T 2018年初頭?
Core i3 7300 4.0G 2C/4T 2018年初頭?
Core i3 7100 3.9G 2C/4T Core i3 8100 3.6G 4C/4T
スペックの見方をご案内します。
型番の後、3.7-4.7Gは、動作周波数です。Core i5以上は、ターボブースト
といって、動作負荷に応じて動作周波数を可変する機能があります。
これにより、低消費電力で最大のパフォーマンスを出せる様な仕組みに
なっています。ご覧の様に、第8世代 Coffeelake-Sは、ベースクロックが
低く最大クロックが高くなっているので、よりこの機能をダイナミックに
発揮していると見ることができます。Core i3はこの機能がないので、単一
クロックになっています。
次の、6C/12Tは、6コア12スレッドを表します。皆様ご存じとは思いますが、
6コアとは、1つのCPUチップに6個分のCPU単位が載っていることを表します。
また、ハイパースレッドという機能により、仮想的に2倍の12個分のCPUがある
様な処理を行うことができます。Core i5にはこの機能はありません。Core i3
は、第7世代Kabylake-Sでは、ハイパースレッドがありましたが、第8世代
Coffeelake-Sは4コアになった為、この機能が省かれています。
マルチコア機能を十分に使いこなすソフトなら、パフォーマンスはほぼ、
クロック x スレッド数に比例します。
Core i7 7700K 4.2-4.5G 4C/8T は、4.5G x 8T = 36
Core i7 8700K 3.7-4.7G 6C/12T は、4.7G x 12T = 56.4
計算上は56%アップになります。
バナー画像は40%アップとなっているのは、実測データに基づく数値です。
今回のスペックアップがどんなところで力を発揮するか、楽しみです。
また、情報がありましたらご紹介していきたいと思います。
VSPEC-BTO/第8世代ATXスタンダード ● Intel Core i7 8700K 3.70GHz 6C/12T (CPUクーラーなし) ● ASROCK Z370 Pro4 ● (計16GB) 8GB PC4-21300[2666] DDR4-SDRAM ×2本 ● オンボード ● 500GB SATA3 |
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